2010/05/14

デスクトップを整理して作業に専念する2つのステップ

あなたのコンピュータ,デスクトップがアイコンだらけになっていませんか?そうなってしまうと,僕は気が散って仕事に集中できません。だから常々デスクトップには何も残さない習慣にしています。
今日は一工夫で仕事に専念できるデスクトップ環境をご紹介します。費用ゼロ,超簡単,どんなアプリケーションを使っていても実践できます。
ポイントはたった2つ
  • 縦型の写真を壁紙に選び,両サイドに何も表示させない(図1)
  • 使っているアプリケーションのサイズを調整し,壁紙の画像を隠す(図2)
図1
図2
これだけです。図を見てお分かりの通り,作業中は,真っ黒な壁紙に早変わりです。これで気を散らすことなく仕事に専念できますよ。

このほかにできることを幾つか
  • Dockは自動的に隠す(僕は右サイドに隠しています)
  • どうしてもデスクトップに何かのファイルを置いておきたい場合はエイリアス(ショートカット)を作成,終了次第削除
  • その際,両サイドの黒の部分に今行なっている作業に関係のある絶対必要なファイルを配置,それ以外は壁紙の画像部分に置いておくなら,隠れて作業の邪魔にならない
ミニマリストにお薦めです。もしほかにも良い方法があれば,コメントよろしくお願いします。


2010/01/19

Bento のテンプレート, FileMaker さんで紹介してくださいました

FileMaker さんに投稿していた Bento.3 のテンプレート,「Special Events」 ,今日掲載されているのを発見,ちょっと嬉しいです。





このテンプレート,実は制作してから,すでに数ヶ月経つのですが,その間使ってみて,使い心地がなかなかよかったので,他のBento ユーザーさんにもお裾分けしたくなったんです。調子に乗ってまた他のテンプレートでも作ってみたくなりました。

この 「Special Events」 ,こちらからも,ダウンロードできます。


Gmail + メールソフトで情報を一元管理 — その3

Gmail とメールソフトを活用して,コンピュータにあるデータを管理してしまおうという試み,前回は基本的な操作方法と,フォルダ管理の方法について考えた。


今回はメールソフトの機能を生かしつつ,上手にデータを管理する方法について考えてみたいと思う。このブログではApple Mail を使用しているが,基本的な管理方法はどのメールクライアントでも同じなので,参考にして欲しい。

メールメッセージとデータを分けて管理する
データ管理用にアカウントを作成している人は別として,普段使っている Gmail アドレスにデータを追加している場合(このほうがお薦め)メールメッセージと管理するデータを分けるほうが,すっきり管理できる。右の図で説明するならば,メールメッセージは「メールボックス」で管理,データは「My Journal」で管理するように分ける。
これをやるためには,Gmail を使用するとき,アーカイブしないようにする必要がある。なぜならメールクライアントでは,アーカイブ=「受信」ボックスから削除なので,Gmail 上でアーカイブすると,受信ボックスは空になってしまう。(アーカイブしたデータは,[Gmail]フォルダ下の「すべてのメール」に保存されている)これまでアーカイブして来た人は,メールメッセージを「受信」ボックスへ復元する必要がある。

復元方法
  1. メールクライアント側,[Gmail]フォルダ下の「すべてのメール」を選択
  2. 表示されたメッセージタイトルを「差出人」で並べ替える(「差出人」をクリックするか,メニューバー「表示」から「表示順序」−「差出人」を選択)
  3. 自分以外のメッセージだけを選択し,メニューバーの「メッセージ」からコピー,「受信」ボックスを選択(スマートフォルダで,差出人を自分以外に設定し,「受信」ボックスへコピーすることもできる)
同様に,送信済みのメッセージを,「メールボックス」下の「送信済み」に表示したい場合は,
  1. [Gmail]フォルダ下の「送信済みメール」フォルダを選択
  2. メニューバーの「メールボックス」から「このメールボックスの用途」−「送信済み」を選択
これで,メールメッセージと,データを分離することができた。

では,これからメールクライアントの機能を使いながら,データを有効活用する方法を考えてみよう

Web クリップ
Apple Mail では,Safari から簡単に取り込める。
  1. Safari で取り込みたい部分を選択
  2. メニューバー,Safari から「サービス」−「選択部分から新規メールを作成」を選択
  3. 保存し任意のフォルダへ移動


添付ファイル
Apple Mail だと,PDFファイルは1ページだけなら,そのまま表示してくれるので,いちいち開いてみる必要がない。それにクイックルックを使うと,ほとんどのファイルを開かず中身が確認できるのは嬉しい。画像はApple Mail の場合だと,画面にあわせて,サイズを自動調整してくれる。Mac Journal なんかよりはるかに見やすい。

検索
検索バーから,メールとあわせて検索してくれる。うれしいのは,PDFだと添付ファイルの中まで検索してくれる。

メモとToDo
最も手強いのはこの二つ。IMAPにして,この二つを編集しようとすると,文字を打つごとに,新しいメッセージを Gmail へ送り続ける。とりあえず,Mail の環境設定の「作成」タブで,「メモとTo Do の作成先」を「この Mac 内」にすると,メモは何とか落ち着いてくれた。



受信メールにTo Do 項目を作成しようとすると,カレンダーが選べない。右のように「To Do をメールで送信」というカレンダーが勝手に作成されてしまう。どうしても Mail メッセージから To Do 項目を作成したいなら,「備忘録」下,To Do にある作成した To Do 項目を「この Mac 内」の To Do へ手動で移動させてやればよい。


メールとの連携
当たり前のことだが,これが最もスムーズだ,送られて来たメールを任意のフォルダにコピーまたは移動させるだけ。

タグ
Apple Mail にデフォルトではこの機能がない。ちょうど,新規メールの宛先が空欄になっているので,ここを活用できないかと考えた。
まずアドレスブックのメールアドレス欄に@マークを付けたタグを作っておく。データを作成する際,宛先欄に作成したタグを打ち込むだけ。これをスマートフォルダでタグ管理訳だが,この方法では,受信したメールにはタグ付けできないので,中途半端になってしまう。MailTags などを導入すれば,タグ管理も可能だ。Thunderbird ならこの機能を使わない手はないだろう。




これまで Gmail とメールソフトの利点をうまく活用して,情報を一元管理する方法について考えて来た。Gmail の容量は現在 7.4GB,これだけの容量を使い切ることはまずないだろう。おまけに,Gmail アカウント以外,必要としないのも魅力的な点だろう。あれこれ登録する必要もない。

幾分不便なところもあるが,もうこれでいいかも。